2016年08月30日

BBC『21世紀最高の映画ベスト100』なぜ2000年の映画?これ20世紀でしょ?

世界に冠たる大英帝国の国営放送「BBC」が「21世紀最高の映画」を100本選出!!!
しかし、待てよと・・・・・・・
21世紀って2001〜2016年の、たった16年しかたってないじゃん!
それで「21世紀最高の映画」って言われてもね〜ツッコミつつ見ていくと・・・・・・
あれ?2000年が入ってる!?2000年て20世紀でしょヤッチャッタなBBCと思ったわけです。

そこで、BBCの原文をあたって見たところ、そこに書かれていた「21世紀映画」のベストを敢えて選んだ決意表明が感動的だった!!
それから、2000年を敢えて入れた訳っていうのも、へ〜な理由も書いてありました。

ノミの脳みそほどの英語力を酷使して、ムリヤリ訳して見ましたので、「映画ファン」に贈る、BBCの本気度をチェックされたい!!

BBCThe21Best.png

「21世紀100本の偉大な映画」
2000年から製作された映画の中から、世界中の177人の批評家が選んだベスト・シネマ

2016年8月23日

”昔のような映画は、もう作れない”
どれくらい、こんなセリフを私たちは聴いてきたでしょう?どれくらい、同じセリフを私たちも口にしたでしょう?
世界中の大学の映画研究プログラムで『映画の終わり』が議論されています。批評家は、豪華なスーパーヒーローのスペクタルの中で『小品映画』が喪われていくのを嘆きます。映画興行のアナリストは映画産業の崩壊の予兆を探し、映画会社の重役は、TV放送やケーブルテレビよりも映画館を好むという神話が、ヴィデオ・オン・デマンドによって覆されるのではないかと恐れています。

それでは、私たちはどんな映画を本当に「新しい古典」と呼ぶ事ができるでしょうか?
最近撮られた映画に、ジョン・フォード監督の『捜索者』や、『ゴッドファーザー』ジャン・ルノワール『ゲームの規則』『七人の侍』『市民ケーン』に匹敵する作品があるでしょうか?
一部の映画ジャーナリストでさえ、映画スターは過去の遺物だと考えています。
たぶん、我らが映画スターが悪いのではなく、罪は我々にあるのです。
もしあなたが、超大作ブロックバスター映画の中にさ迷う「傑作」を見つけられないのだとしたら、それはただ十分眼を凝らして見ていないだけなのです。今、作られている映画は、それが大予算だろうと低予算だろうと、フイルムだろうとビデオだろうと、過去の映画と同じく芸術的です。
しかし今日では、映画関係者でなければ、膨大で雑多な映画を眼にするだけでしょう。それで我々(BBC文化編集部)は、「21世紀100本の偉大な映画」を批評家のアンケートを元に選出することにしました。昨年、私たちは批評家に「歴史上で最も偉大なアメリカ映画」の名前を上げるよう依頼したところ、トップ100の中に、2000年以降に製作された映画が6本だけだという結果に驚きました。
古典作品は時代を経て神聖なモノになっていると感じないでしょうか?
しかし今回、私たちは今世紀の映画も時の試練を耐え得る作品があることを証明したいし、その証明について、あなたが映画を見たりした機会にでも、議論したり考え続けて欲しいのです。

私たちは「最も偉大なアメリカ映画100本」を決定するため世界中の62人の批評家に依頼しました。
今回は、南極以外の全ての大陸から、177人の回答を受け取りました。新聞や雑誌の批評家や、ウェブサイトの批評家、研究者、映画のキューれーターも多くいらっしゃいました。
私たちは「最も偉大な20世紀の映画」を決める目的のためには、「2000年」が21世紀でないとしても、2001が数学的に世紀の始まりであると認めるとしても、2000年を含めると決断しました。
1999年12月31日が1900年代の終わりとして賛美されたように、2000年は世界的な映画におけるランドマークでもあって、特に、いまだかつてなかった、アジアからの新しい古典の出現を見出したからです。


私たちは、このリストの「新たらしい古典作品」が「古典作品」になる運命にあると信じています。いずれにせよその運命は、あなたがた映画ファンに委ねられています。
しかし一つだけ確かなのは:映画は死んでいない、それは進化し続けているのです。


以上、大幅に意訳してますので、原文チェックをオススメします「the 21st centurys 100 greatest films」

なるほど、さすがに”BBC”志が高い!
2000年以降だって、古典と成りうる映画があるのではないかという「檄」です!
だから、あえて現代の映画を再度見直してみよう、そこにも歴史に残る傑作があるじゃないか、映画ファンよもう一度映画を見直そう、映画にチャンスをやろうという呼びかけに、思わず震えました!

それから、2000年を入れた理由は、古典と成りうる重要な映画がアジアに生まれたからだというではありませんか!
以下のリストを見ていただければ分かりますが、2000年製作のアジア作品は 35位の「グリーン・デスティニー」(2000年/アン・リー監督)と、8位「ヤンヤン 夏の想い出」(2000年/エドワード・ヤン監督)、2位「花様年華」(2000年/ウォン・カーウァイ監督)となっています。
確かに秀作ぞろいではあります・・・・・・・・

映画リストに合わせてBGMに「ニュー・シネマ・パラダイス」はいかが?

以下のリストはギズモード・ジャパンより転載

100. Toni Erdmann ( 2016/マレン・アデ)日本未公開
100. 「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000年/ダーレン・アロノフスキー監督)
100. 「カルロス」(2010年/オリヴィエ・アサヤス監督)
99. 「落穂拾い」(2000年/アニエス・ヴァルダ監督)
98. 「10話」(2002年/アッバス・キアロスタミ監督)
97. 「ホワイト・マテリアル」(2009年/クレール・ドニ監督)
96. 「ファインディング・ニモ」(2003年/アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ監督)
95. 「ムーンライズ・キングダム」(2012年/ウェス・アンダーソン監督)
94. 「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008年/トーマス・アルフレッドソン監督)
93. 「レミーのおいしいレストラン」(2007年/ブラッド・バード、 ジャン・ピンカヤ監督)
92. 「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2007年/アンドリュー・ドミニク監督)
91. 「シークレット・アイズ」(2009年/ビリー・レイ監督)
90. 「戦場のピアニスト」(2002年/ロマン・ポランスキー監督)
89. 「頭のない女」(2008年/ルクレシア・マルテル監督)
88. 「スポットライト 世紀のスクープ」(2015年/トーマス・マッカーシー監督)
87. 「アメリ」(2001年/ジャン=ピエール・ジュネ監督)
86. 「エデンより彼方に」(2002年/トッド・ヘインズ監督) 
85. 「預言者」(2009年/ジャック・オーディアール監督)
84. 「her/世界でひとつの彼女」(2013年/スパイク・ジョーンズ監督)
83. 「A.I.」(2001年/スティーブン・スピルバーグ監督)
82. 「シリアスマン」(2009年/ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督) 
81. 「SHAME -シェイム-」(2011年/スティーブ・マックイーン監督) 
80. 「父、帰る」(2003年/アンドレイ・ズビャギンツェフ監督)
79. 「あの頃ペニー・レインと」(2000年/キャメロン・クロウ監督) 
78. 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年/マーティン・スコセッシ監督) 
77. 「潜水服は蝶の夢を見る」(2007年/ジュリアン・シュナーベル監督)
76. 「ドッグヴィル」(2003年/ラース・フォン・トリアー監督)
75. 「インヒアレント・ヴァイス」(2014年/ポール・トーマス・アンダーソン監督) 
74. 「スプリング・ブレイカーズ」(2012年/ハーモニー・コリン監督)
73. 「ビフォア・サンセット」(2004年/リチャード・リンクレイター監督)
72. 「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(2013年/ジム・ジャームッシュ監督)
71. 「熱波」(2012年/ミゲル・ゴメス監督)
70. 「物語る私たち」(2012年/サラ・ポーリー監督) 
69. 「キャロル」(2015年/トッド・ヘインズ監督)
68. 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(2001年/ウェス・アンダーソン監督) 
67. 「ハート・ロッカー」(2008年/キャスリン・ビグロー監督)
66. 「春夏秋冬そして春」(2003年/キム・ギドク監督)
65. 「フィッシュ・タンク」(2009年/アンドレア・アーノルド監督) 
64. 「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(2013年/パオロ・ソレンティーノ監督) 
63. 「ニーチェの馬」(2011年/タル・ベーラ監督)
62. 「イングロリアス・バスターズ」(2009年/クエンティン・タランティーノ監督) 
61. 「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(2013年/ジョナサン・グレイザー監督) 
60. 「世紀の光」(2006年/アピチャッポン・ウィーラセクタン監督)
59. 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年/デヴィッド・クローネンバーグ監督) 
58. 「母たちの村」(2004年/ウスマン・センベーヌ監督)
57. 「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年/キャスリン・ビグロー監督) 
56. 「ヴェルクマイスター・ハーモニー」(2000年/タル・ベーラ監督) 
55. 「イーダ」(2013年/パヴェウ・パヴリコフスキ監督)
54. 「昔々、アナトリアで」(2011年/ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督) 
53. 「ムーラン・ルージュ」(2001年/バズ・ラーマン監督)
52. 「トロピカル・マラディ」(2004年/アピチャッポン・ウィーラセクタン監督) 
51. 「インセプション」(2010年/クリストファー・ノーラン監督)
50. 「黒衣の刺客」(2015年/ホウ・シャオシェン監督)
49. 「さらば、愛の言葉よ」(2014年/ジャン=リュック・ゴダール監督) 
48. 「ブルックリン」(2015年/ジョン・クローリー監督)
47. 「リヴァイアサン」(2014年/ルーシャン・キャステーヌ=テイラー、ヴェレナ・パラヴェル監督)  
46. 「トスカーナの贋作」(2010年/アッバス・キアロスタミ監督)  
45. 「アデル、ブルーは熱い色」(2013年/アブデラティフ・ケシシュ監督) 
44. 「それでも夜は明ける」(2013年/スティーブ・マックイーン監督)
43. 「メランコリア」(2011年/ラース・フォン・トリアー監督)
42. 「愛、アムール」(2012年/ミヒャエル・ハネケ監督)
41. 「インサイド・ヘッド」(2015年/ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン監督) 
40. 「ブロークバック・マウンテン」(2005年/アン・リー監督) 
39. 「ニュー・ワールド」(2005年/テレンス・マリック監督)
38. 「シティ・オブ・ゴッド」(2002年/フェルナンド・メイレレス監督) 
37. 「ブンミおじさんの森」(2010年/アピチャッポン・ウィーラセクタン監督)
36. 「禁じられた歌声」(2014年/ アブデラマン・シサコ監督)
35. 「グリーン・デスティニー」(2000年/アン・リー監督) 
34. 「サウルの息子」(2015年/ネメシュ・ラースロー監督)
33. 「ダークナイト」(2008年/クリストファー・ノーラン監督)
32. 「善き人のためのソナタ」(2006年/フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督) 
31. 「マーガレット」(2011年/ケネス・ローナガン監督)
30. 「オールド・ボーイ」(2003年/パク・チャヌク監督) 
29. 「ウォーリー」(2008年/アンドリュー・スタントン監督)
28. 「トーク・トゥ・ハー」(2002年/ペドロ・アルモドバル監督) 
27. 「ソーシャル・ネットワーク」(2010年/デヴィッド・フィンチャー監督) 
26. 「25時」(2002年/スパイク・リー監督)
25. ​「メメント」(2000年/クリストファー・ノーラン監督) 
24. 「ザ・マスター」(2012年/ポール・トーマス・アンダーソン監督) 
23. 「隠された記憶」(2005年/ミヒャエル・ハネケ監督)
22. 「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年/ソフィア・コッポラ監督) 
21. 「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年/ウェス・アンダーソン監督)
20. 「脳内ニューヨーク」(2008年/チャーリー・カウフマン監督)
19. 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年/ジョージ・ミラー監督) 
18. 「白いリボン」(2009年/ミヒャエル・ハネケ監督)
17. 「パンズ・ラビリンス」(2006年/ギレルモ・デル・トロ監督) 
16. 「ホーリー・モーターズ」(2012年/レオス・カラックス監督) 
15. 「4ヶ月、3週と2日」 (2007年/クリスチャン・ムンギウ監督)
14. 「アクト・オブ・キリング」(2012年/ジョシュア・オッペンハイマー監督) 
13. 「トゥモロー・ワールド」(2006年/アルフォンソ・キュアロン監督)
12. 「ゾディアック」(2007年/デヴィッド・フィンチャー監督)
11. 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年/ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)
10. 「ノーカントリー」(2007年/ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督) 
9. 「別離」(2011年/アスガル・ファルハーディー監督)
8. 「ヤンヤン 夏の想い出」(2000年/エドワード・ヤン監督) 
7. 「ツリー・オブ・ライフ」(2011年/テレンス・マリック監督)
6. 「エターナル・サンシャイン」(2004年/ミシェル・ゴンドリー監督) 
5. 「6才のボクが、大人になるまで。」(2014年/リチャード・リンクレイター監督) 
4. 「千と千尋の神隠し」(2001年/宮崎駿監督)
3. 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年/ポール・トーマス・アンダーソン監督)
2. 「花様年華」(2000年/ウォン・カーウァイ監督)
1. 「マルホランド・ドライブ」(2001年/デヴィッド・リンチ監督)

mulho.jpg

なるほど、マルホランド・ドライブが一位と。これは納得・・・・・
しかし「花様年華」2位って・・・・・そりゃあね〜好きな映画ですよ。いい映画です、でも2位?
この「花様年華」が『ゴッドファーザー』『ゲームの規則』『七人の侍』『市民ケーン』に匹敵するかといわれると・・・・・・・う〜ん。

疑い深い性格で、すいません。2000年問題ってもしかしたら・・・・・・・
BBCのアンケート作成者が21世紀だから、2000年以降の映画でリクエストしま〜すと、アンケート配布。アンケート回答者から、21世紀じゃないよ2000年。
あ・・・・・・・・固まるBBC編集部!
もう〜”2000年を入れた理由は、古典と成りうる重要な映画がアジアに生まれたからだ”と言っとこ!
でも、重要なアジア映画って?
・・・・・もう時間が無い!「花様年華」2位にしとけ!
なんてことないですよねBBCさん?

いずれにしても、『映画は死んでいない、それは進化し続けているのです。』に激しく同意!!

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ラベル:ベスト100
posted by ヒラヒ・S at 18:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは〜マズい|д゚)観てないのばっかりやー!聞いたことも無いのもあります💦これホントなんでしょうか・・・
Posted by ともちん at 2016年08月30日 20:25
>ともちんさん
ありがとうございますm(__)mホントかしらと思いますね〜イギリス人ですからね〜一年中エイプリール・フールじゃないですか?
Posted by ヒラヒ・S at 2016年08月30日 20:47
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