2017年03月31日

『鑑定士と顔のない依頼人』最初で最後の驚愕の恋/詳しいストーリー・あらすじ

鑑定士と顔のない依頼人(ストーリー・あらすじ編)


原題 La migliore offerta
英語題 The Best Offer
製作国イタリア
製作年2013/131分
監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽 エンニオ・モリコーネ


評価:★★★★  4.0点

この映画は、とりあえず、今すぐ、何も知らないうちに、一回ご覧になられることをお勧めします。
予備知識ゼロで、この映画を見ることこそ、この映画が提示できる「ベスト・オファー(最高の価値)」だと思いますし、見る価値は十分あると思います・・・・・・



鑑定士と顔のない依頼人・あらすじ


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鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、美術オークションの場を取り仕切る、一流のオークショニア(競売を取り仕切る人)でもあった。

経済的に裕福な彼は、一日の仕事を終え、髪を染め、高級スーツに身を包んで一人高級レストランで食事をするセレブな生活を送っていた。
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しかし人間嫌いで潔癖症の彼は、子供のころ両親を失い、未だ結婚もせず親しい友人も持たず、孤高の生活をしてきた。そして老年に達した今でも人間嫌いだ。

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そんな彼は、木槌をふるい美術品を取引していながら、そのオークションで、パートナーで贋作画家のビリー(ドナルド・サザーランド)と組み、名画を格安で落札させるよう取引を誘導していた。

そんな違法な形で集めた、歴史的美術品の女性肖像画をコレクションしていた。
厳重な警備システムに守られた、自宅の隠し部屋の壁一面に飾った肖像画を鑑賞するときこそが、彼の至福の喜びだった。

そんな彼の元に、鑑定の依頼が入った。
依頼人はクレア・イベットソン(シルヴィア・ホークス)と名乗り、1年前に亡くなった両親の遺産を鑑定し、競売にかけててほしいという依頼だった。
指示された邸宅に向かったが、誰も現れず待ちぼうけとなった。
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再び依頼人から電話が来て訪問すると、こんどは使用人のフレッド(フィリップ・ジャクソン)が現れるが、やはり依頼人クレアの姿はなかった。

やむなく1人で家の中を見て回ったヴァージルは、地下室の片隅に転がった機械部品に気付き、密かに持ち帰る。

その部品を修理屋のロバート(ジム・スタージェス)に調査を依頼した。
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クレアの邸宅で、鑑定が日々進んで行くが電話での会話はあるもののクレアは一向に姿を見せない。使用人フレッドは、27歳になるが病気のため人前に出ず、11年の勤務中に一度も会ったことがないと語った。
best-robert.jpgやがて、修理屋のロバートを訪れると、調査を依頼していた謎の部品が、ジャック・ヴォーカンソンの18世紀に作られたオートマタ(機械人形)の部品かもしれないと聞かされた。

もし機械人形を復元できれば、それは大変な価値を持つと知るヴァージルは部品が屋敷にあるか探してみると請け合う。


再びクレアの屋敷を訪れたヴァージルは、クレアが住む隠し部屋と壁を隔てて対話をする。
クレアは“広場恐怖症”という病気により、15歳から引きこもっていると告白した。ヴァージルとクレアは、壁越しに会話することを決め、彼は屋敷への自由な出入りを許された。
クレアの屋敷に通うたびに、ヴァージルはオートマタの部品を修理屋のロバートに届けた。
ヴァージルはロバートに、謎のクレアの相談するようになっていった。
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ヴァージルのクレアに対する好奇心は高まり、ある日鑑定結果を持参し、帰るふりをしながら物陰でクレアを待ち受けた。

そして、ついに彼女が、隠し部屋から出てきた。

美しいその素顔に、ヴァージルは恋に落ちてしまう。

再びヴァージルが彼女を盗み見した時、クレアは風呂上りでローブだけをまとった姿だった。

ヴァージルは手にしたモバイル端末を落とし、彼女が気づき部屋に逃げこんでしまった。
必死にヴァージルは思いを打ち明け、二人はお互いに正面から向き合うことができた。

修理屋ロバートのアドバイスの助けもあり、2人は徐々に交際を深めていく。クレアはヴァージルとディナーを共にし、それを隠れたロバート見せた。
best-sara.pngロバートは感想を聞かれクレアに惹かれたと口にする。
そして、ある日ロバートのガールフレンドがヴァージルの元を訪れ、クレアにロバートが夢中だと告げられ、動揺する。

ロバートの元からオートマタを引き上げ、けんか別れしたヴァージル。
しかしクレアとヴァージルの交際は日々深まって行った。クレアはを自分の隠し部屋にヴァージルを招き入れるほど心を許した。
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そして、その部屋には棚に収められたオートマタの部品があった。

ヴァージルはその部品を見て再び、ロバートのもとにオートマタを持ち込んだ。ロバートに見つけた部品はと聞かれ、それは人生に関わることだヴァージルは答えた。
ロバートは「クレアとオークションのどっちを選らぶ」と尋ねた……

宝石店でヴァージルはクレアの指輪を選び、クレア邸に行ったがクレアはどこにもいなかった。
ヴァージルは家の向かいにあるカフェに駆け込み、尋ねると、朝方若い女性が出て行ったと聞かされ、外出に強い拒絶反応を示していたクレアが、その日から謎の失踪をした。
Bestof-billy-talk.pngヴァージルはクレアを求め狂奔し、オークションに遅れるほど動揺した。
贋作画家のビリーは心配し悩みの相談に乗った。ヴァ−ジルは修理屋ロバートの仕業ではないかと疑念を口にするが、ビリーは人の心の真贋は分からないと語った。

そんな時、修理屋ロバートから隠し部屋が屋敷にまだあるのではという電話がある。
すぐさまヴァージルは、クレア邸を訪れ邸内を探索し屋根裏でクレアを発見した。
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消耗したクレアは、ヴァージルが来てくれたことに感謝し、過去のプラハのレストランでの交際相手との思い出を語り、その交際相手が事故で死んだと告白した。
そして、それ以後家の外に出れなくなったと・・・・・・

ヴァージルは決して、いなくなったりしないとクレアに誓い抱きしめた。
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その夜二人は結ばれ、ヴァージルは初めて女性を抱いた。

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しかしそんなある晩、クレアの家の近くでヴァージルは暴漢に襲われ、クレアに電話で助けを求めた。雨の中外出恐怖症のクレアが駆け付けた。

病院に運ばれたヴァージルが退院した時、クレアは彼にとって掛け替えのない相手となっていた。
ヴァージルはクレアに、共にヴァージルの家で暮らす事を提案する。
そして肖像画の部屋に招き入れ、クレアがその威容に圧倒される。
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ヴァージルは引退しクレアと共に生きると決め、最後のオークションへと旅立ったのだが、思わぬ運命が待ち受けていた・・・・・・・・

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鑑定士と顔のない依頼人・出演者

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ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)/ロバート(ジム・スタージェス)/クレア・イベットソン(シルヴィア・フークス)/ビリー・ホイッスラー(ドナルド・サザーランド)/フレッド(フィリップ・ジャクソン)/ランバート(ダーモット・クロウリー)/サラ(リヤ・ケベデ)


当ブログ関連レビュー:
『英国王のスピーチ』
ジェフリー・ラッシュとコリン・ファースの演技合戦
実話を元にした感動作




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posted by ヒラヒ・S at 17:27| Comment(4) | TrackBack(0) | イタリア映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは( ̄▽ ̄)英国王の人ですね!変わったストーリーなので続きが気になります。絵に圧倒されますね〜すごい数ですが。
Posted by ともちん at 2017年03月31日 17:52
ともちんさん
ありがとうございます((^^))英国王の人です!監督ニューシネマパラダイスの人です、続きはネタバレあげますが・・・・・・できればその眼で・・・・
Posted by ヒラヒ・S at 2017年03月31日 18:25
「贋作の中にも真実がある」ですね。
この映画は観ましたね〜。良い映画でした。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジェフリー・ラッシュがいい味出してました。
Posted by いごっそう612 at 2017年03月31日 19:43
>いごっそう612さん
ありがとうございます(^^)こういう映画の説明は気を使いますね・・・・・(^^;
しかし、2度みたら色々気になるところが・・・・解説編ではその辺を( ̄∇ ̄*)ゞ
Posted by ヒラヒ・S at 2017年03月31日 19:55
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