2017年06月12日

トム・ハンクス『フォレスト・ガンプ』アメリカ現代史/ネタバレ・ラスト・結末感想

フォレスト・ガンプ(ネタバレ・結末 編)


原題 Forrest Gump
製作国 アメリカ
製作年 1994
上映時間 142分
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 エリック・ロス
原作 ウィンストン・グルーム


評価:★★★☆  3.5点



この映画は、トム・ハンクスの演技力が光る作品だと思います。
フォレスト・ガンプという男の波瀾万丈の人生を、楽天的に、大らかに、描いているアメリカ的な物語で、アメリカ人から見ると、懐かしくもあり、楽しくもある、更に涙を誘う作品でも有ります。
そんな点が評価され、1995年の第67回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞などに輝きました。
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『フォレスト・ガンプ』予告動画


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『フォレスト・ガンプ』出演者

フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)/ミセス・ガンプ(サリー・フィールド)/ジェニー・カラン(ロビン・ライト)/ダン・テイラー(ゲイリー・シニーズ)/バッバ・ブルー(ミケルティ・ウィリアムソン)/フォレスト・ガンプJr.(ハーレイ・ジョエル・オスメント)
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以降の文章には

『フォレスト・ガンプ』ネタバレ

が含まれますご注意ください。

(あらすじから)
フォレストがバスを待っていたのは、ジェニーに会いに行くためだった。
話を聞いていた老婦人から、そこが近くだと教えられ、フォレストは走ってジェニーが待つアパートの一室へ辿り着いた。そこにジェニーの息子が帰宅した。
【意訳】ジェニー:私の親しい友達、ガンプさんよ。こんにちはは?/息子:こんにちは。/フォレスト:こんにちは。/息子:今、TV見に行っていい?/ジェニー:良いけど音小さくね。/フォレスト:君はママなんだね。/ジェニー:私はママよ。彼の名前はフォレスト。/フォレスト:僕の名前みたいだ。/ジェニー:彼の名前は彼のパパの名前よ。/フォレスト:パパの名前もフォレストなの?/あなたがパパなの。フォレスト。(フォレスト下がる)/ジェニー:ねえ、フォレスト、こっち見て。あなたは何もしなくていいの。あなたは何も悪くないの。いい。彼、美くしくない?/フォレスト:今まで生きてきた中で一番美しい。でも、頭は良いの?僕−/ジェニー:彼は賢いわ。クラスでも一番なの。/フォレスト:そうか、OK、彼と話してくる。(息子に近づく)何見てるの?/息子:バートとアニー

ジェニーは彼がフォレストと自分の子供であると告げる。
その後、ジェニー本人から「不治の病」を罹っていると告白されたフォレストは、改めて自分の想いを伝え、結婚を誓い合う。
アラバマのフォレストの家に帰り、結婚式を挙げる2人。
結婚式

【意訳】フォレスト:ダン中尉、ダン中尉。/ダン:こんにちはフォレスト。/フォレスト:ダン中尉足が・・・/ダン:ああ、新しい足が。チタン性の特注だ。スペース・シャトルに使われてるんだ。/フォレスト:魔法の足だ。

彼らを祝福するために訪ねてきたダンはチタン製の義足をつけ、アジア系の女性と婚約していた。
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『フォレスト・ガンプ』ラスト


程無くしてジェニーは亡くなり、フォレストは幼少の頃一緒に過ごした木の下に彼女を埋葬した。
【意訳】ジェニー:ねえ、フォレスト。ベトナムは恐かった?/フォレスト:う〜ん、分からないな。ある時は雨上がりに星が出ると、美しかった。ベトナムの湾の太陽が沈む時は、水に一万の輝きが見えた。山の湖もきれいだった。透き通って上と下に二つの空があるようだった。それに砂漠の日の出、境が分からなかった。どこまでが天国で、どこからこの世なのか、美しかった。/ジェニー:私も一緒に見たかったわ。/フォレスト:君もいた。/ジェニー:愛してるわ。/フォレスト:君は土曜の朝に死んだ。僕等の木の下に君を埋めた。君のお父さんの家は、ブルドーザーで土に戻した。ママはいつも言ってた。「死は人生の一部だって。」でも悲しい。

小さなフォレストは元気だ。直ぐに学校に戻る。毎日、僕が朝、昼、晩を作ってる。そして毎日、髪をとかし、歯を磨かせている。ピンポンも教えている。釣りもよく行く。本もよく読む。それは頭の良い子だ、ジェニー。君も誇りに思うよ。僕もだ。あの子から手紙だよ。読むなといわれたから、君のためにここに置いておくよ。ジェニー、僕には分からない。正しいのはママなのか、ダン少尉なのか。みんなには運命があるのか。それとも、いつでも風に漂っているだけなのか。だけど、その両方なんだろう。その両方が同時に起こっている。君が恋しいよ。何か欲しいものがあれば、直ぐに呼んでくれ。

フォレストは、かつての自分のように息子をスクールバスで小学校へ送り出す。
そしてバス停で息子を待つガンプの足元から、羽が飛び立ち物語は幕を閉じる。

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『フォレスト・ガンプ』結末感想


人生は風に漂う羽のようなものなのか、それとも、あらかじめ人それぞれ運命が決まっているのか。
フォレストはその両方だと思うといいます・・・・・・・

この「ほら話」は、風に漂い偶然のせいにするところと、運命に導かれるところを、話の都合に合わせて上手く使い分けていると思います。


壮大で、トム・ハンクスの名演が光る作品なだけに、個人的には歴史解釈の点を惜しまざるを得ません・・・・・


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posted by ヒラヒ・S at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは( ̄▽ ̄)何かトム・ハンクスさんの真っ白な演技で思いました。結局差別がどーのこーの戦争がどーのこーの・・には意味がないんだなぁ〜と(笑)フォレストは差別もしないし戦争も一生懸命頑張ったんですね。彼目線で何かを訴える事はあり得ない・・・と監督は訴えたかったんですかね(笑)人に利用されて言いなりな人生を幸せだと信じてる人はベトナムの空は美しいと言うのでしょう。もしかしたらかなり深い映画なのでしょうか・・・💦
Posted by ともちん at 2017年06月12日 19:22
>ともちんさん
ありがとうございます(^^)個人的な見解としては、この映画は観客に思考停止をさせる作りになってると思うんです。そして、ベトナム戦争にしても、黒人差別にしても、こんなこともあったけど、みんな頑張ったよね〜俺達というメッセージは、白人アメリカ人には気持ち良い映画だと思うんです。映画技術、エンターテーメント性といいプロの仕事だと思います。しかし、エンターテーメント性のために嫌な事を一切言わないっていう映画じゃないでしょうか。私も感動しちゃうんですけど・・・💦
Posted by ヒラヒ・S at 2017年06月12日 20:38
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