2017年05月21日

映画『パルプ・フィクション』仮想の現実/感想・解説・意味・カンヌの事件

パルプ・フィクション(感想・解説 編)



原題 Pulp Fiction
製作国 アメリカ
製作年 1994
上映時間 154分
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ

評価:★★★★★ 5.0点



この映画には、過激なな暴力と、突拍子もないアクシデントと、笑える会話に満ちて、見始めたら眼を離せない刺激に満ちた一本です。
しかし、ここには『パルプ・フィクション=三文雑誌』のドギツサだけではなく、そのフィクションを越えた真実が語られていると思います。
個人的には20世紀の映画のベストの一本だと信じます。

『パルプ・フィクション』
予告動画


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『パルプ・フィクション』
感想


いきなりだが『仁義なき闘い』を撮った深作欣ニのインタビュー本、『映画監督 深作欣二』の中で語られたエピソードが面白い。
ハリウッドに行った時、タランティーノ監督の家に招かれて、延々と自分の映画を見せられ、タランティーノから、この映画のこのシーンが素晴らしいとか、このショットがクールだとか、このアクションシーンがグレートだとか、褒めちぎったそうだ。深作自身は自分の映画をこんなに見せられてもねぇと感想を述べている。

いずれにしても、この『パルプ・フィクション』を撮ったクエンティン・タランティーノ監督は、遠くアメリカで世界的に言えば話題にもなっていない、極東の一監督にも熱い視線を送る「映画オタク」ぶりが凄い。
pulp-tarant.jpg
この映画にも、深作譲りの、ギャングの持つスタイリッシュさや、巧まざるユーモアー、そして悲哀が、タランティーノ的にショウアップした形で出ていると感じる。

そして、深作だけではなく、古今東西の映画を見つくしたというタランティーノが作り出した、「パルプ・フィクション=三文雑誌」のような、「フイクション=嘘」で構築された事件の数々が、華麗に、無様に、突拍子もなく、可笑しく、悲しく、驚愕の内に、爆笑と、下品と、高貴と、愛おしさを含んで、それでもクールに輝やいている。

pulp-pos1.jpg
そんなこの作品は、基本的に過去の映画的遺産のコラージュだと感じられる。

そこにあるのは、タランティーノの精神を通過した「映画的モノローグ=独り言」だ。
彼の語り口は、映画の全編に込められた退屈を許さない、過剰な娯楽性にあると思う。
そのために、アクションシーン一つを取っても、クールな対決や、熱い罵りあい、笑いを誘う闘いなど、その場面に一番衝撃力を持った刺激を選択し、観客の意識を釘付けにする。

そんな、タランティーノのコラージュ性が際立った作品こそ、この映画だと思う。

この映画でタランティーノは、スットンキョウな語りからの、銃撃シーン。ダンス・シーンからの麻薬過剰摂取。尻に隠された形見の時計からの男色レイプ。銃撃シーンに見出す神の啓示。暴発による死体処理を持ち込まれた恐妻家の狼狽。死体処理の鮮やかな手際、等々、予測不能の展開だ。
Film-katinko.jpg
脈絡なく、現れる光景に観客は右往左往する。
しかし実は、この映画の表現こそ、現代の創作物のあるべき姿ではないかと思えてきた。
過去の創作物とは、現実世界を題材にして、単純化・抽象化することで複雑な現実の中に潜む真実を描くものだったといえる。
しかし現代では、それらの現実から派生した一次創作物を元にした、二次創作物、二次創作物を元にした、三次製作としてしかあり得ない。

それは厳密に言えば、現実を題材にしたドキュメンタリーであったとしても、それを表現する方法とは過去の表現物の蓄積の上に則っているのであり、それらの文法を離れて表現は出来ないからだ。
関連レビュー:映画表現と現実との距離
『荒野の用心棒』
セルジオ・レオーネとクリント・イーストウッドの傑作
西部劇ファンタジーの成立

それゆえ今や表現とは、多かれ少なかれ「フィクション=虚構」表現を基礎として成立している。
pulp-bitch.gif
それであれば、いっそそんなフィクションを突き詰めるべきだという、この映画の開き直りが美しい。
そしてここには間違いなく、タランティーノのフイクションを信じ、愛する、思いがあふれていると信じる。

この映画によって、創作物が現実を装わずとも成立することを証明した点で、傑作だと思う。

そして、タランティーノ以降の世代の作家は、フィクションから生まれたフイクションであることを明示した映画が、増えてきたと個人的には感じている。

しかしその傾向は、現実世界に対して興味を持たず、フィクションの完成度にのみ力を注いだ「絶対的フィクション構築」にまで至っているのではないか。
それらの作品は、創作物としての装飾性に満ちてはいるが、ややもすれば作り手の個人的な嗜好の披露の場となっているように思える。

そして、それらの作品は、しかし現実に関与しない「絶対フィクション世界」として成立していると感じられてならない。
それは、煌びやかで華麗ではあるものの、現実世界の苦しみを解消し得ない点に、個人的には不満を覚える。
なぜなら、現実世界にはまだ、貧困や社会的な不均衡が、間違いなく偏在しているからだ。
それゆえ、現在における「絶対フィクション世界」とは行き過ぎた耽美ではないかとも思えるのだ。
関連レビュー:フイクション表現の個人主義化
『グランド・ブダペスト・ホテル』
マニエリスムとスノビズム
ウェス・アンダーソンの肖像

pulp-pos2.jpgしかし、この映画や、他のタランティーノ作品を見て思うのは、この「オタク監督」の作ってきた作品は、一見「絶対フイクション」のように表現されてはいるものの、実はその向かう先に現実があると思えてならない。
例えば、この映画だ。

この映画は、突拍子もない、ありえなさそうなエピソードに満ちている。
しかし、考えてみればこの脈絡のなさ、前後の文脈の不整合、因果の飛躍が意味するものこそ、現実の実相ではないか。
現実とは偶然と、訳の分からない関係性に満ちた、人間から見て理解できない事象に満ちていると言う真実を、この映画は表現している。

さらに言えば「フイクション=虚構」とは、人間が決してその全てを知り得ない「現実世界」の混乱の中から、人間が理解・抽出し得た喜びや、悲しみや、驚きや、理想を語るものではなかったか。
Film2.jpgつまりは、タランティーノの蓄積してきたフイクションの知見は、タランティーノの創造力を通し再構築されたとき、そんな現実世界と虚構世界の関係として、見事に像を結んでその姿を現したことに感動した。

この映画が示したように、現実を装わないフイクションであっても、むしろ、そんなフイクションだからこそ、現実世界の人間にとっての本質を表現し得ると示した点で、この映画は真に奇跡的だと思う。

そして、人間にとって理解不能な現実世界の地平を切り開き、人間が理解出来る形に置き換える作用こそ、フイクションの持つ本質的機能ではないだろうか。
さらに言えば、現実世界からフイクションを取り出すことの快感を、タランティーノは過去のフィクション体験によって知悉しているのではないか。

そのことから、タランティーノは「映画=フィクション」を突き詰める事で、フィクションに潜む幸福が、現実世界を改善し得るという確信があるのではないか。

「映画=フイクション」による幸福が、現実世界の苦しみから救ってくれたという、私個人の過去の経験がそう思わせる・・・・・・

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『パルプ・フィクション』
受賞歴


第67回 アカデミー脚本賞(クエンティン・タランティーノ、ロジャー・エイバリー)
第47回 カンヌ国際映画祭パルム・ドール


1994年のカンヌのパルム・ドール受賞式の際、事件が起こった。
審査委員長クリント・イーストウッドに読み上げられ、登壇したクエンティン・タランティーノ他一行。

そこに一人の女性の観客が叫び声を上げる。「こんなのタワゴトだ」「パルプフィクションはクソだ」。司会者も止めなさいよと注意する。
タランティーノは中指を立てて応戦
その後タランティーノは受賞コメントをする。

【コメント意訳】獲得できるとは思ってていなかったけど、審査員が決めてくれました。なぜなら、僕は人に非難されるような映画を作っていないし、みんなが一緒になるような、離れ離れの全ての人々が一つになれるような映画を作ったからだと思っています。


こんな、タランティーノが大スキです。

なお、審査委員長クリント・イーストウッドのパルプフィクションに対するコメントを意訳します。

審査員は22作品を8〜10日で見る間に色々な意見を聞く。しかし、目的からしてそれらの言葉に影響されないよう努めなければならない。その年の、たくさんの異なった種類の映画から、ゼロから選ぶのは大変興味深い。『パルプ・フィクション』を上映されたのを見て、魅力的に全ての人間が描かれていた。私は、ヨーロッパ人の男性審査員が、興奮して、これがこのフェステイバルでベストだ、この映画がベストだと言っているのに驚いた。私は飛び跳ねずに、心の中で気持ちを推し量っていたが、だが、本当に面白かったし、興奮していた。そして直後には心が静まり、リフレッシュしていた。残りの映画を見終わって、一斉に皆話し出したが審査員室では満場一致で決まった。


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2017年05月20日




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2017年05月20日

映画『パルプ・フィクション』仮想の現実/詳しいストーリー・あらすじ・出演者

パルプ・フィクション(ストーリー・あらすじ編)


原題 Pulp Fiction
製作国 アメリカ
製作年 1994
上映時間 154分
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ

評価:★★★★★ 5.0点



この映画には、過激な暴力と、突拍子もないアクシデントと、笑える会話に満ちて、見始めたら眼を離せない刺激に満ちた一本です。
しかし、ここには『パルプ・フィクション=三文雑誌』のドギツサだけではなく、そのフィクションを越えた真実が語られていると思います。
個人的には20世紀の映画のベストの一本だと信じます。

『パルプ・フィクション』
予告動画



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『パルプ・フィクション』
あらすじ


朝レストランで話すカップル。
パンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー (アマンダ・プラマー)は強盗の常習犯。パンプキンは、強盗をするならどこが良いかと自説を語る。そして、ついにはこのレストランで、今すぐ強盗することを決めた2人。
テーブルに仁王立ちになり、銃を振り回して、客を威嚇した。
オープニング・シーン

【意訳】ハニー・バニー:いいわ。準備できてるわ。今すぐ、ここで、やりましょう。/パンプキン:最後と同じように。覚えてるか?オメエは客を黙らせろ。俺は経営者を捕まえる。/ハニー・バニー:愛してるわパンプキン。/パンプキン:愛してるぜハニー・バニー。/パンプキン:騒ぐんじゃねぇぞ、お前ら。強盗だ!/ハニー・バニー:指一本動かすな、さもないと、動いたクソッタレ野郎は最後の一人までぶっ殺すぞ!

犯罪組織の殺し屋、ヴィンセント・ベガ (ジョン・トラボルタ)とジュールス・ウィンフィールド (サミュエル・L・ジャクソン)。車でボス、マーセルス・ウォレス (ヴィング・レイムス)に命じられた仕事に向かう。
車中ヴィンセントはヨーロッパの仕事の経験を語り、最高だと言った。
pulp-jule car.gif

ジュールスはボスの妻ミア・ウォレス (ユマ・サーマン)の足をマッサージした組織の仲間が、ボスによって四階から投げ落され言語障害になった話をした。
pulp-elv.gif

アパートの目的の部屋のドアの前に立った時、ヴィンセントはボスから妻ミアを一晩退屈させないよう付き合ってくれと言われている事を打ち明けた。

部屋に乗り込むと、そこには組織との取引でトラブルになった、若者3人がいた。
pulp-shoot.gif組織の黒いアタッシュケースを取り戻す。
ジュールスは若者の食べているハンバーガーを、試食した。
そして、俺のボスをなんだと思ってるんだと若者に迫り、ヴィンセントとジュールスは、銃が空になるまで、発砲した。


ヴィンセント・ベガとマーセルス・ウォレスの妻
ヴィンセントとジュールスは仕事を終え、ボス、マーセルスの待つバーに行く。
pulpe-bruce.jpg
そこにはマーセルスと話すブッチ・クリッジ (ブルース・ウィリス)がいた。

彼はボクサーで八百長試合をして、負けるとマーセルスと約束した。

ヴィンセントは、麻薬の密売人ランス (エリック・ストルツ)の家でヘロインを買い、スプーンで溶かし注射した。
そしてその晩、ボスから彼の妻ミアの世話を頼まれたヴィンセントは、彼女のお気に入りのレストランに入り、ぎこちない会話を交わし、食事をとった。
そしてミアはダンス・コンテストに参加すると手を挙げた。

【意訳】偽エド・サリバン:お名前は?/ミア:ミア・マーセルス・ウォレス。/偽エド・サリバン:コチラのお仲間は?/ミア:ヴィンセント・ベガ/偽エド・サリバン:よ〜しそれじゃ、見せてもらおう。どうぞ!

2人は優勝し、トロフィーを持ちミアの家に帰宅した。
ヴィンセントはトイレに入り、ミアに手を出すな、まっすぐ帰れと自分に言い聞かせていた。
その間にミアは、ヴィンセントのポケットからドラッグを見つけた。
コカインだと思って鼻から吸い込む。
pulp-snaf.gifpulp-hero.gif
しかしそれはヘロインで、ミアはたちまち昏倒し鼻から血を流した。

焦ったヴィンセントは、ヘロインを売った売人ランスの元へ走る。そこでランスと同居しているジョディ(ロザンナ・アークエット)も巻き込み、アドレナリン注射を探しまっくった。
【意訳】ランス:ドケよ!/ジョディー:豚。/ヴィンセント:早く注射しろよ、早く。/ランス:よし!服を脱がせて、心臓を確認しろ。/ヴィンセント:正確に?/ランス:もちろん、注射するんだ正確に。/ヴィンセント:よく分からないけど、この辺かな。/ジョディー:そう。/ヴィンセント:そうか。デカイ、マジックペンをくれ。分かったか?/ジョディー:なに?/ヴィンセント:マジック・マーカーだ!フェルト・ペンだよ!でかい黒いマジックペンよこせって!/ランス:チクショウ/ヴィンセント:早くしろよ/ランス:よし、よし、準備できた。

ヴィンセント:早くしろよ、早く。/ランス:よし、じゃあ打て。/ヴィンセント:イヤイヤお前が打て。/ランス:お前が打て。/ヴィンセント:お前が打て。/ランス:お前が打て。/ヴィンセント:打ったことないんだ!/ランス:俺だってない。お前がここに連れてきた女だ、お前が打て!逆の立場だったら俺が打ってやる!/ヴィンセント:よこしやがれ!どうするんだ?/ランス:心臓にアドレナリンを打つんだが、肋骨があるだから、ここにグサっと深く刺すんだ。/ヴィンセント:3回?/ランス:イヤイヤ、1ッ回で心臓に届くように深く刺すんだ。届いたらポンプを押す。/ヴィンセント:分かった。それでどうなる。/ランス:おれ自身興味深いな。/ヴィンセント:フザケテんのか!殺しちま−/ランス:イヤイヤ、それで意識が戻る。/ヴィンセント:よし三つ数えろ。準備いいか。1、2、3/ランス:大丈夫か?なんとか(サムシング)言ってくれ。/ミア:サムシング・・・・/ジョディー:そうとうぶっ飛んでたね。/ランス:まったく。
家に帰ったミアとヴィンセントは、お互い今晩の事は秘密にしようと約束する。

金時計
TVの前に座る一人の少年。
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その少年の元をヴェトナム帰りの軍人クーンツ大尉 (クリストファー・ウォーケン)が訪ねた。

大尉は、少年の父はベトナムの収容所で命を落としたと語った。
その収容所に大尉も一緒にいた。少年の父は、家族伝来の金の時計を、敵に悟られないように5年間にわたって尻の穴に隠した。
そして、少年の父が死んでからはクーンツ大尉が尻の穴に隠し続けたと話した。
そして今この時計を君に渡すと・・・・・・

その少年の日の夢から覚めたのは、ボクサーのブッチだった。
ブッチは、犯罪組織のボスのマーセルスと八百長の約束をしていたが、裏切り勝利した。
そして、弟と共謀してボクシング賭博で大金をせしめた。
pulp-fabian.jpg
試合後、すぐさまブッチは逃走し、恋人のファビアンとモーテルで落ち合った。

そして、街を出ようとするが、父親の形見の金時計をファビアンがアパートに置き忘れて来たことに気付く。
ブッチは危険を承知でアパートに戻り、金時計を手にした。
しかし部屋には見張りのビンセントがトイレにいた。
pulpe-butikill.gif

ブッチはヴィンセントを射殺した。
部屋からファビアンの待つモーテルへ向かう途中、横断歩道を通りがかったマーセルスと鉢合わせした。
ブッチはフマーセルスを車で轢き、自身も車を暴走・激突させ負傷する。
マーセルス対ブッチ
【意訳】マーセルス:このクソ野郎。/野次馬:なんてこと。彼死んでる?/野次馬:もし必要なら法廷で証言するわ。アンナ酔っ払い運転するなんて。あなたにブつけた人は衝突した車の中よ。/マーセルス:誰/野次馬:彼よ/マーセルス:あの野郎。/質屋男:何か用かい。/ブッチ:うるせぇ。/質屋男:ちょっと待て、ウチに何の用だ。

ブッチ:オメエのプライドも傷ついたか!ザマアミロ。/マーセルス:殺せ。/ブッチ:どっちかが死ぬんだ。その頭を吹き飛ばす。/マーセルス:二人とも動くな。/ブッチ:ミスター、アンタに関係ない話だ。/質屋男:関係なくない。銃を捨てろ。銃を捨てろ。黒人から足を下ろし、手を頭の上で組んでこっちに来い。/ブッチ:この男に殺される。/質屋男:黙れ。言う通りにしろ。

質屋の男は、ブッチとマーセルスの自由を奪った。
質屋の店員は男色の性的嗜好を持ち、質屋の地下に監禁された二人は、男色の餌食として捕えられたのだ。
pulp-tikasitu.jpg
質屋の男は相棒の保安官ゼット()を呼び寄せ、地下の檻に入れられたラバー・スーツの男を見張りに残し、マーセルスを先にレイプした。
一人残されたブッチは、縄をほどきラバー・スーツの男を殴り倒した。
店を出ようとして、ブッチは思い返して日本刀を持ち地下室にとって返した。
地下室に戻ると、質屋の男を斬った。
マーセルスの恩返し

【意訳】ブッチ:銃が欲しいかゼット。やれよ、取って見ろ。取れよ。ほら取れよ。/マーセルス:そこをどけ。ブッチ。/ブッチ:お前大丈夫か?/マーセルス:ダイジョブじやねえ。犯されて大丈夫なわけねえ。/ブッチ:今どうする?/マーセルス:今どうするか?どうするか言おう二人ばかり腕っ節の強い手下をここに呼ぶ。ペンチと溶接トーチと一緒に。聞いてるかこのバカ野郎。前をふっとばし、次はケツだ。/ブッチ:俺とアンタの件は。/マーセルス:そっちか。お前と俺との間の事な。俺とお前との間のことは、もうチャラだ。/ブッチ:チャラ。/マーセルス:ああチャラ。

マーセルスは、八百長の件は不問にすると言った。
その代り、レイプされたことは絶対口外しないで、街からすぐ出ていけと告げられた。
ブッチはファビアンとともに街を出る。
pulp-buti-chooper.jpg
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『パルプ・フィクション』
キャスト・出演者


ヴィンセント・ベガ (ジョン・トラボルタ)/ジュールス・ウィンフィールド (サミュエル・L・ジャクソン)/ミア・ウォレス (ユマ・サーマン)/ブッチ・クリッジ (ブルース・ウィリス)/ファビアン (マリア・デ・メディロス)/マーセルス・ウォレス (ヴィング・レイムス)/マーヴィン (フィル・ラマール)/パンプキン (ティム・ロス)/ハニー・バニー (アマンダ・プラマー)/ランス (エリック・ストルツ)/ジョディ (ロザンナ・アークエット)/ジミー (クエンティン・タランティーノ)/ザ・ウルフ (ハーヴェイ・カイテル)/クーンツ大尉 (クリストファー・ウォーケン)/バディ・ホリー (スティーヴ・ブシェミ)


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posted by ヒラヒ・S at 17:42| Comment(4) | TrackBack(0) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする