2017年04月24日

映画『JUNO/ジュノ』16歳の妊娠騒動/詳しいストーリー・あらすじ・キャスト

『JUNO/ジュノ』ストーリー・あらすじ編

原題 Juno
製作国 アメリカ
製作年 2007/96分
監督 ジェイソン・ライトマン
脚本 ディアブロ・コディ


評価:★★★☆  3.5点



この映画は、望まず妊娠してしまった女子高生が、前向きに失敗に対処することで成長する物語かと思います。
その姿は元気でPOPで、ガールズムービーとしての活きの良さが魅力です。
命を巡る重いテーマながら、10代の目線で解決を求め奮闘する姿は、見ているものを元気にさせます。

『JUNO/ジュノ』予告


『JUNO/ジュノ』あらすじ


juno-Pin+.gifジュノ(エレン・ペイジ)は、アメリカの小さな町で暮らす16歳の女子高生。
街のドラッグストアーで妊娠検査薬を使い、何度試してもそこにはピンクの十字(陽性)のマークがでてしまう。

子供の父親は同級生のポーリー(マイケル・セラ)で、彼との興味本位のセックスで、彼女は妊娠してしまったのだ。
彼氏のポーリーは頼りなく、ジュノの妊娠と言う事実を飲み込めず力にならない。
jyuno-nail.jpg
ジュノは中絶するつもりで産婦人科に向かうが、病院の前で「赤ちゃん、もう爪だって生えてる。」という中絶反対運動の同級生に出会う。(右:あなたの赤ちゃんはもう心臓だって鼓動を打ってる)
待合室で待つ内に、その言葉が響き、ジュノは生むことを決断する。

jyuno-mark.jpgしかし自分で育てられないジュノは、フリーペーパーで、親友のリア(オリヴィア・サルビー)とともに里親探しを開始した。
街の高級住宅街に住むヴァネッサ(ジェニファー・ガーナー)とマーク(ジェイソン・ベイトマン)のロリング夫婦が気に入った。

里親の目星がついたところで、ジュノは両親に妊娠を告白した。
juno-confess.jpg

ショックを受けながらも、父のマック(J.K.シモンズ)も母ブレン(アリソン・ジャネイ) も、ジュノの決断を認め助けることになった。
週末、父マックとともに養子縁組の面談のため、里親希望のロリング家に向かうジュノ。

【意訳】バネッサ:どうも私はバネッサ。あなたはきっとジュノね、そしてマクガフィンさん。/ジュノ:バネッサ、バネッサね。/父:私とこの無責任な子をお宅にお招きいただいて感謝します。/バネッサ:そんな、ありがとう。どうぞ中へ。上着と帽子を掛けましょうか。/ジュノ:ああ、はい、どうも/ジュノ:金持ちは邪悪な気がするけど、ともかく、チョ〜高級。嘘の木を貼り付けてるような人と違うよね〜正直言って、バカみたいでしょう?/バネッサ:そんなお金持ちに見える?/マーク:どうも、マーク・ローリング。夫です/父:初めまして。/バネッサ:ゲルタ・ラウスさん代理人弁護士です。/ジュノ:ゲルタ・ラウス、はい。ド〜モ。/父:それで、もちろんジュノ。/マーク:アラスカの町の名前みたいだ。/ジュノ:違う。/マーク:違う?とにかく座ってお互いを知り合おうか。/バネッサ:私、何か飲み物を出そうかと。何か好きなものは?ペルグリーノ、ビタミンウォーター、オレンジジュースならあるけど・・・・・/ジュノ:メーカーズマーク(バーボン)ちょうだい。/父:冗談です。この妊婦はユーモアーのセンスが秀でていまして、彼女の多くの遺伝的長所の一つです。

弁護士とともに待っていたマーク、ヴァネッサと、ギクシャクしながらもなんとか里親契約は無事完了した。
juno-playG.gif
ジュノは雑談の中で、マークがロックが好きでスプラッター映画好きなことを知る。
共通の趣味を持っている事を知り、意気投合する。

全ては順調かと思われたが、彼氏のポーリーは別の娘とプロム(高校のパーティー)に行くと聞かされた。
怒ったジュノはポーリーに文句を言いに行く。
juno-hertbreak.gif
上:君は理由なく僕に怒って、僕の心を傷つけた。
ポーリーは自分こそ傷ついた。僕が怒って当然だと反論した。

また、マークとヴァネッサに、おなかの子の成長報告をしていく中で、ロリング夫婦の間に温度差があることを知る。
そしてついに、二人が分かれる事を聞かされ人間不信に陥る。
ジュノは生まれた子をどうするのか、彼との関係をどうするのかの選択を迫られる・・・・・・・


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『JUNO/ジュノ』キャスト

juno-name2.jpg


『JUNO/ジュノ』サウンドトラック

このサントラは「グラミー賞 最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞」を獲得しています。
Barry Louis Polisarの歌う"All I Want Of You"

Cat Powerの歌う"Sea Of Love"


The Moldy Peachesの歌う"Anyone Else But You"


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posted by ヒラヒ・S at 16:50| Comment(4) | TrackBack(1) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

2017年04月22日








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2017年04月22日

『理由なき反抗』ネタバレ・ラスト・結末感想/世界初の青春スターの伝説

理由なき反抗(ネタバレ・ラスト・結末 編)


原題 Rebel Without a Cause
製作国アメリカ
製作年 1955/上映時間 111分
監督・原作 ニコラス・レイ
脚色スチュワート・スターン
 アーヴィング・シュルマン


評価:★★★★  4.0点

この映画は、世界初の青春映画ではないかと思います。その物語の最後はティーンエイジャーの哀しみを表して象徴的です・・・・・・
そして、その最後はアクターズスタジオのメッソド演技の真骨頂ではないでしょうか・・・・
『理由なき反抗』予告
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以降

『理由なき反抗』ネタバレ

を含みますので、ご注意下さい。

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バズの仲間がプラトーを追い詰め、プラトーは抵抗するが追い詰められる。
riyu-jhonfight.gif

そして銃を発砲し、バズの仲間の一人にあたった。
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銃声に、ジムが駆け付けプラトーを制止しようとする。
しかし、プラトーは自分を置き去りにしたジムに怒り、銃を向けた。

「お前は僕のお父さんじゃなかった」と怒鳴る。
そして、ジムを振り払い逃走する。
プラネタリウムに走りこむプラトー。
周囲は警察の包囲網がしかれ、騒然となった。

プラトーを心配し後を追う、ジムとジュディ。
riyu-try-fam.gif
上:プラトーは俺達を家族にしたかったんだ。

二人とも、警官の眼を盗んでプラネタリウムの中に入った。
ジムは寒がるジョンに自分のジャンパーを着せ、ジョンを安心させようとする。
プラネタリウムの中のジムとプラトー

【意訳】ジム:あったかいぞ、ほら。/プラトー:貰っていい。/ジム:もちろんさ、何いってるんだ。お前の持ってる銃を持たせてくれ、プラトー。それをくれる気はないか。/プラトー:僕の銃かい?/ジム:ああ、ポケットに入っているヤツ。俺にくれよ。

ジムは銃を取り上げることは出来なかったが、その銃から弾を抜き取った。
そして、プラトーに一緒に外に出ようと説得し、三人でプラネタリウムの扉を開いた。
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『理由なき反抗』ラストシーン・結末

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ラストシーン

【意訳】ジム:レイ(刑事)みんなを下げてくれ、何も心配することないから。レイ、みんなを下がらせて、レイ。/警官:もう一人の子がまだ銃を持ってる(ライトが点く)/ジム:ダメだ!ライトを点けないでくれ。あんた達の子供も明るすぎたら眩しくて寝られないだろう!ライトを消せ!/ジュディ:ジム!ジム!(警官発砲)/ジム:弾は持ってるんだ!見ろ!/ジムの父:離せ/警官:誰だ、来るな/レイ:大丈夫だ警部/警官:担架をここに。/ジムの父:赤い上着を見て・・・てっきり/ジム:バカどうしてこんな・・・・/ジムの父:しかたない。お前は精一杯やった。(ジム泣き笑い)/ジム:助けてくれ/ジムの父:私を頼ってくれ、信じてくれ。何があっても共に進むと誓う。立て。私もお前と一緒に立とう。強くなるように努力する。


ジムは傍らにいたジュディを「僕の友達だ」と父親に紹介した。
そして、運ばれるプラトーのジャンパーのジッパーを上げ「寒がりだから」と呟いた。
riyu-zip.gif

そして夜が明け、ジム達はパトカーに乗せられ、警察へと車が動き出した。
出勤してくるプラネタリウムの職員と、ジム達を乗せたパトカーが、交差した。
エンド・クレジット・シーン
riyuu-the end.jpg

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『理由なき反抗』結末・感想

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このラスト、苦しみ傷ついたティーンエイジャーの横を、何も知らずに通り過ぎる職員の姿とは、大人達が無関心だった10代の苦しみが存在するということを象徴するラストだと思います。

また、細やかな脚本で、寒がりのプラトーにジャケットを与えるのは、オープニングシーンの警察署内の出会いにつながっていたりします。
冒頭の警察署内での出会いのシーン
riyu-worm.gif

ジム:あったかいぞ

そして、個人的に最も心打たれるシーンは、上の動画(ラストシーン)でジムがプラトーの死に泣きながらも、靴下が左右違うのに気付き、泣き笑いをする場面でした。
この笑いは、喪った者の幼さイノセントさと、見送る者が深い親愛を持っていた事実を明確に表現しており、それゆえその死の悲劇が際立つのです。

その時の、ジェームス・ディーンの演技のリアリティーは、アクターズ・スタジオの提唱する『メソッド演技』のお手本のような見事さだと思います・・・・・・・・

考えてみれば、マーロン・ブランドとジェームス・ディーンによって、アクターズ・スタジオの名声は高まり、ハリウッドを支える演技論として成長したのではないでしょうか。

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posted by ヒラヒ・S at 17:35| Comment(4) | TrackBack(0) | アメリカ映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする